表書きの基礎知識と書き方の具体例

2024.08.24

内祝いのマナー

表書きの基礎知識と書き方の具体例

表書きは「おつきあい」の大切なマナーです。
表書きの種類は非常に多いため、すべて覚える必要はありません。シーンにあわせて具体例も紹介しているので、チェックに役立てていただければと思います。

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表書きの基礎基本

御結婚御祝と書かれた熨斗

表書きは、楷書で丁寧に書くのが基本です。
正式には毛筆で書きますが、扱いが難しいため普段から使っていなければ筆ペンでも構いません。

表書きを書く前に

水引の結び目の上に目的を書きます。
宛名を入れる場合は、左上に小さめに書き添えて、贈り主の姓名は結び目の下に表書きよりもやや小さく書きましょう。

さまざまなパターンの表書きの例

以下では、さまざまなパターンの表書きの例を紹介します。
宛名を入れたパターンや連名、肩書を入れるケースなど、贈り先さまにあわせて選んでみてくだささい。

宛名を入れる
先方の名前は左上に書く。

会社名や肩書きを入れる
名前の右上に小さく書く。

短冊
表書きが書きづらい場合は、短冊に書いて水引にはさむ。

名刺をつける
左下に貼る。

連名
目上の人から順に右から書く。ただし、宛名を入れる場合は順番を逆に書く。

四名以上の連名
代表者の名前の左下に小さく「外一同」と書き、全員の名前を書いた別紙を中包みに入れる。

表書きと水引の具体例

表書きと水引は相手や宗派によりさまざま
以下では慶弔シーンにおける代表的な表書きと水引の例を紹介します。

【結婚祝い】の表書きと水引の例

結婚祝い
のし付きの祝儀袋で、水引は赤白、紅白、金銀または金赤の結び切り。表書きは「寿」「御結婚祝」「祝御結婚」とします。

媒酌人へのお礼
のし付きの祝儀袋で、水引は金銀の結び切り。表書きは「寿」「御礼」とし、両家連名にします。

結婚内祝い
祝儀袋はのし付きで、水引は赤白の結び切り。表書きは「内祝」「寿」として、夫婦連名にします。

美容師への心づけ
祝儀袋はのし付き、赤い帯紙の印刷されたもの、水引は赤白の結び切り。表書きは「ご祝儀」「寿」として、両家連名か、それぞれの姓で書く。

ご近所への挨拶まわり
祝儀袋はのし付き、水引は赤白の結び切りのかけ紙。表書きは「内祝」「寿」として、夫婦名のみの連名か、結婚した姓で書く。

媒酌人や来賓への交通費
のし付きの祝儀袋、水引は赤白の結び切りの印刷されたもの、赤の帯紙でもよい。表書きは「御車料」「御車代」とし、媒酌人の場合は両家連名、来賓の場合はそれぞれにする。

付き添いなど諸係の方への心づけ
祝儀袋はのし付きで、赤い帯紙が印刷されたもの、水引は紅白の結び切り。表書きは「御礼」「寿」「松の葉」として、両家連名にします。

【その他のお祝い】の表書きと水引の例

出産のお祝い
のし付きの祝儀袋で、水引は赤白の蝶結び。表書きは「御出産御祝」「祝御出産」とします。

卒業(就職祝い)
のし付きの祝儀袋で、水引は赤白の蝶結び。表書きは「御卒業御祝」「祝御卒業」とします。就職の場合は「御就職御祝」「祝御就職」とします。

入学祝い
のし付きの祝儀袋で、水引は赤白の蝶結び。表書きは「御入学御祝」「祝御入学」とします。

成人祝い
のし付きの祝儀袋で、水引は赤白の蝶結び。表書きは「御成人御祝」「祝御成人」とします。

【弔事】の表書きと水引の例

御供と書かれた熨斗と数珠

弔事の表書きは”薄黒”の毛筆です。
諸説ありますが、悲しみの気持ちを表すため薄黒で書くのがマナーといわれています。

仏式(葬式)
水引は黒白、双銀の結び切り。表書きは「御霊前」「御香料」とします。

仏式(浄土真宗)葬式
袋や水引は他の仏式と同じ。表書きのみ「御仏前」「御香料」と変えます。

神式
水引は黒白、双白、双銀。表書きは「御榊料」「御霊前」「玉串料」とします。

キリスト教式
キリスト教専用の袋を使います。水引は付けず、表書きは「御霊前」「御花料」とします。

【法要】の表書きと水引の例

仏式
水引は黒白、双銀、黄白の結び切り。表書きは「御供物料」「御仏前」とします。

神式
水引は黒白、双白、双銀の結び切り。表書きは「玉串料」「神饌料」とします。

キリスト教式
キリスト教専用の袋を使います。水引は付けず、表書きは「御花料」とします。

【謝礼】の表書きと水引の例

寺院
白無地の袋を使います。水引は付けず、表書きは「御布施」とします。

神社
白無地の袋を使います。水引は付けず、表書きは「御祭祀料」とします。

教会
白無地の袋を使います。水引は付けず、表書きは「献金」とします。

交通費
白無地の袋を使います。水引は付けず、表書きは「御車代」とします。

世話役へのお礼
白無地の袋を使います。水引は付けず、表書きは「薄謝」「御礼」「寸志」とします。※「寸志」は目下・同輩にしましょう。目上には失礼になります。

中包みの書き方

現金を包み祝儀袋に入れます。
祝儀袋とセットになっていることがほとんどですが、なければ半紙を代用します。

中包み表面の書き方
同封した金額を縦書きで明記します。市販のもので裏側に金額の記入欄がある場合は、そちらに書きます。ちなみに、算用数字より漢数字で書くのが丁寧です。

中包み裏面の書き方
贈り主の住所と名前を明記します。弔事の場合、親族が贈り主のことを知っているとは限らないので、郵便番号を含めて書いておくと親切です。

まとめ

ほとんどのネットショップでは無料で熨斗サービスを用意しています。
表書きと水引はルールがあるので、用途にあわせて選びましょう。

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